軽トラック　保険

軽トラックの任意保険を安くしたい！車両保険の必要性は？

 

軽トラックにも車両保険は必要か？という質問を頂きました。

 

 

ではなぜ軽トラックに車両保険は必要ないかについてもう少し詳しく掘り下げてみましょう。

 

軽トラックに車両保険は必要か？

 

 

自社の傷が直せる車両保険の必要性について説明します。

 

傷が付きやすい軽トラックには、車両保険は必要ないと考えます。

 

車両保険の役割は2つあり

 

1. 自損事故の補償

 

2. 事故で補償されなかった修理費用の補填（過失割合の関係）

※車両保険は、対車両事故で過失割合が発生する場合の補填としても利用できます。

 

があげられます。

 

しかし、車両保険の加入ポイントとして「対象車の価値」があり、軽トラックでは加入に必要と思われるか価格まで無いので加入する必要がないのです。

 

また、軽トラックのキズはあまり気にならないという人も多く、小さな傷では保険を利用することもありません。

 

もし、軽トラックで廃車になるような事故を起こしてしまった場合、通個で買い直す気持ちでいることになりますが、軽トラックの市場価格は修理代よりも安い車が沢山あるからです。

 

もちろん、年齢が30代で等級も20等級のように保険料が格安になる人は、保険料に対して「加入メリット」が大きくなります。

 

JA共済とダイレクト型の比較

 

 

JA共済と大手損保の保険会社との比較をし、どちらが良いのか紹介します。

 

農家さんにおすすめJA共済

 

JA共済の自動車保険はダイレクト型の保険並に安く加入できます。

 

しかし、事故対応はあまり良いとは言えませんでした。（経験済み）

 

憶測ですが、理由はJA共済で働く人は、保険会社に就職したという認識が薄いからではないでしょう？

 

そのため、大手自動車保険会社と比べると対応の審査や判断の詰めが甘いなという印象を受けました。

 

農業をやっていない人の場合、ＪＡ共済で加入するメリットはそれほど感じないのが実際に受けた感想です。

 

ＪＡ正規組合員の人

 

兼業でも専業でも、農家をやっている人は更に組合員割引が受けられます。

 

この割引を利用するとビックリするほど安く加入できます。

 

ここで軽トラックの保険に加入する場合は、ＪＡ共済のメリットがあると考えます。

 

理由は、軽トラックであるからです。

 

軽トラックの使用環境では、遠出するわけでもなく荷物を積んで汚れること前提でしたら、ちょっとした傷は気になりません。
必然的に車両保険も未加入でよく、保険料の安さが際立つからです。

 

正組合員の人はＪＡ共済の保険を考えても良いのではないでしょうか？

ナンバープレートの色と区分

 

軽トラック＝軽貨物

 

 

トラックやバンと呼ばれる、主に荷物を運ぶ車は「貨物車両」の区分に登録されます。

 

更に軽自動車であることから、「軽貨物」になります。

 

また、貨物運送事業者の登録をした車は「黒色のナンバー」を使用します。

 

軽トラック・箱バンは4ナンバー

 

 

 

任意保険に加入する際は「4ナンバー（貨物）」+「黄色ナンバー（軽自動車）」の選択で「軽貨物」と認識されます。

軽トラックの保険料相場

 

 

 

軽トラックの保険料が一般の軽自動車より「やや高い」ワケ

 

軽トラックの保険料は、「軽乗用車」に比べるとほんの少し高い設定になっています。

 

この理由は、「軽トラック」「軽バン」は、万が一事故に遭遇した際、「重篤な事故になりやすい」ことがあげられます。
「軽トラック」や「軽バン」の形状は、一般的な「軽自動車」と比較しても「オーバーハング」が決定的に違います。

 

「オーバーハング」の長さは安全性に直結する「クラッシャブルゾーン」が設けられています。これが「軽トラック」や「軽バン」にはほぼありません。

 

事故が起こったら、「軽トラック・軽バン」のほうが、ドライバーや同乗者が死傷するリスクが高いと言わざるを得ないことが、保険料を高くしている大きな要因と考えられます。

 

事故が起き、より多くの補償が使われる車が、より保険料が高くなる仕組み上、「軽トラック・軽バン」の保険料が高くなってしまうと推測できます。

 

保険料の見本

 

 

 

 

車種	年間保険料
ダイハツ・ハイゼット	30,251円
ホンダ・アクティ	29,892円
トヨタ・ピクシス	31,584円
スズキ・キャリィ	29,745円
スバル・サンバー	29,986円

 

安い軽貨物の保険をさがす

 

 

軽貨物（4ナンバー車）の任意保険には「年齢条件」の設定がありませんでした。

 

特に代理店型の自動車保険にはこの設定が無いのですが、リスク細分型が特徴のダイレクト型の自動車保険では、年齢条件を設定している保険会社も有ります。

 

年齢が若く保険料が高くなってしまう人は、「代理店型」と「ダイレクト型」の保険の両方を見比べることをおすすめします。

 

保険料は代理店型が一番高額で、ダイレクト型が安い傾向にあります。

 

また、農家さんなど農協の組合員の場合はJA共済の自動車保険も安く加入できます。

 

 

 

車種	年間保険料	年間保険料
損保ジャパン日本興亜	代理店型	38,587円
イーデザイン損保	ダイレクト型	29,658円
JA共済	農協正組合員	28,030円

 

 

保険料が売りの【ダイレクト型】自動車保険

 

 

顧客満足度調査結果にダイレクト保険会社が上位に来ています。

 

顧客満足度に関する調査コンサルティングの国際的専門機関で有名なJ.D.パワー アジア・パシフィックが、自動車保険の事故対応に関する顧客満足度調査を実施し、損害保険会社16社中、AIU保険が5年連続第1位になったと発表しました。

 

他にも、アンケート上位を代理店系保険会社が占める中、ダイレクト保険会社であるイーデザイン損害保険が第2位に組み込んだことは快挙とも言え、代理店型保険契約からダイレクト保険会社への乗り換えが多くなったと事実が如実に現れています。

 

ダイレクト保険が注目される近年ですが、その実情は代理店型保険会社での契約がほとんどを占めています。そんな中、ダイレクト保険会社が上位に食い込んだということは、今後の保険会社の図式が変わる予兆かもしれませんね。

どんな保証内容で入れば良いの？

 

 

• 対人賠償　：　無制限
• 対物賠償　：　無制限
• 人身傷害　：　5000万円
• 車両保険　：　エコノミー車対車＋A
• 年齢条件　：　可能ならば
• 免責15万円

 

自動車保険のチェックするべき補償内容

 

 

乗るなら加入！必要な補償は削ってはならない

 

「軽トラック」「軽バン」にかかわらず、車に乗るなら「自動車保険」加入は必須です。

 

目先のお金をケチったことで、人生取り返しのつかないことになる事もあります。
特に軽トラック・箱バンは、形状的に「クラッシャブルゾーン」がほとんどないですから、事故となれば自分自身が大きくダメージを受けます。

 

もちろん相手方への対人・対物の補償は無制限にして、必要である補償は削らないことも大事です。

 

自分自身が事故に遭ったときどういったリスクがあるかを具体的に想像し、適切な補償をつけつつ、カットできるところを工夫して保険料を確認しましょう。

 

無事故で加入を続けているうち、「等級」が上がることで、保険料はだんだん安くなりますので、加入するとともに、安全運転を心がけることが結果的には最も保険料の節約につながるといえるかもしれませんね。

 

 

【事業用トラック】と【自家用トラック】

 

 

 

自家用トラック

 

自家用軽貨物は個人使用に登録された車であり、主に自分の荷物を運ぶことが出来るトラックのことを指します。

 

軽貨物や軽トラックでも使用目的が個人目的の場合「自家用」の登録になります。

 

自家用の場合でも、「軽貨物」の区分から外れることはありません。

 

自動車保険の加入・保険料については「軽乗用車」に比べ割安で加入できます。

 

営業車の軽トラは普通の保険に入れる？

 

事業用登録であっても普通の自動車保険には加入できます。

 

保険に加入する際に「事業使用欄」にチェックを入れるだけで、それなりの保険料が計算されます。

 

軽貨物【営業車・黒ナンバー】の保険

 

 

軽トラックには「黄色ナンバー」と、「黒ナンバー」が走っているのを見ると思います。

 

よく佐川急便など、宅配便を配達してくれる軽自動車（箱バン）についています。

 

黒ナンバーは「貨物軽自動車運送事業」の登録を受けた車に付けられます。

 

黒ナンバーの車の場合、一般的なテレビなどで宣伝している「ダイレクト自動車保険」など格安で加入できる保険の窓口からは申し込みができず、「はたらくクルマの自動車保険」から加入することができます。

 

また、「パッケージ・オートモービル・ポリシー（ＰＡＰ）」という総合自動車保険からの加入が可能で、代理店型の自動車保険に設定されています。

 

このＰＡＰ保険は、営業車でも加入ができ、必要となる補償がセットになっています。

 

• 搭乗者傷害補償保険
• 対人賠償保険
• 自損事故保険
• 無保険車傷害保険
• 対物賠償保険
• ※車両保険（別途申し込みが必要）

 

黒ナンバーにする理由は、荷物にかける【貨物保険】

 

貨物軽自動車運送事業をする場合、運送している荷物にかける保険である「貨物保険」が必要になります。
この貨物保険は、貨物軽自動車運送事業（黒ナンバー）の登録がされた車でのみ加入が可能になるからです。

 

営業車の保険は高い？

 

事業用、営業用の軽トラックなどの自動車の場合、一般にＣＭされているような保険には加入出来る会社が少ないという話をしました。

 

一般家庭用の自家用車は、ダイレクト保険など低価格で入れる保険がどんどん出てきていますが、事業用・営業用の自動車保険も、ダイレクト型の保険に加入して安くすませたいですよね。

 

事実、事業用・営業用の自動車保険料は、自家用車に比べ高く設定されています。

 

理由は、事業用・営業用の自動車は、「事故にあうリスクが高まる」ことが挙げられます。

 

事業用で使用する場合は、仕事のため一日中車を使用し、走行距離も圧倒的に伸びる事が多いため、事故率も比例して高くなるからです。

 

では、事業用の自動車保険はどのくらい高いのか？

 

一般の方は自家用登録であれば、「レジャー」や「通勤」使用で所有しているので関係ありませんが、軽トラックを事業用の営業車として使っている場合は保険料が変わります。

 

使用用途	年間保険料
営業車（黒ナンバー）	151,250円
自家用使用（黄色ナンバー）	29,892円
事業使用（黄色ナンバー）	32,584円

 

リスクが高い分、保険料も高く設定されていますので、その分も経費として想定しておかなくてはなりません。

 

 

 

【その他】軽トラックの自動車保険について

 

 

「年齢」「免許の色」によって、契約不可な場合も？

 

「軽トラック」「軽バン」の自動車保険料が「軽自動車」に比べてやや高めだと聞いて残念に思う方もいるかもしれません。
でもむしろ、高いということは「事故リスクが高い」ということですから、保険に入らずにいることが危ないことでもあります。

 

今ではさまざまな経費を抑えてコストダウンした「ダイレクト型自動車保険」というものがあり、自分である程度知識を得ながら組み立てれば、比較的安価に加入できます。

 

しかし、ダイレクト型の保険会社のなかには、「年齢」「免許の色」「使用目的」などによっては、「受け入れ不可」な場合があるようです。

 

ちょっと例を取って見積もりしてみましたので確認してみてください。

 

 

低年齢だと、受け入れそのものがＮＧということでちょっとびっくりしました。
ちょっと脱線しますが、低年齢だからＮＧなのか？と思いましたので、別の「軽自動車」で見積もりしてみました。

 

 

受け入れそのものは業務でも低年齢で全年齢補償でもＯＫでしたが…保険料にびっくりでした。

 

ちょっと脱線しましたが、年齢や免許条件、使用目的によっては、軽トラック、軽バンを受け入れすらしない保険もあるということ。
その場合代理店型なら加入でき、会社によって保険料にも差があるのでいくつかの保険を比較することをおすすめします。

 

軽トラを借りる場合は【1日保険】

 

引っ越しや荷物を運ぶ際に「軽トラックを借りる」事が良くあります。

 

そんなときの保険について触れてみましょう。

 

先ず、レンタカーやカーシェアリングの車には、すでに保険が掛かっているので不必要です。

 

しかし、友人や家族から車を借りる場合は「1日保険」に加入しましょう。

 

1日保険は「持ち主の保険が利用できない・したくない場合」に利用します。

 

加入には、セブンイレブンなどコンビニで加入することができ、1日500円から加入できます。

 

セカンドカーとして軽トラックを所有する場合の保険

 

 

軽トラックをセカンドカーとして車を2台持ちする場合、増車で新規加入時にのみ「セカンドカー割引」が利用できます。

 

セカンドカー割引は、本人の名義ではなく、家族の誰かを対象にすることができ、新規加入時のスタート等級が1等級サービスされた状態から加入で行きます。

 

加入条件として「対象車両が新規加入」「対象者（家族のだれでもよい）が11等級以上」である必要があります。

 

• セカンドカー割引利用 → 7等級スタート

 

• セカンドカー割引なし → 6等級スタート

 

新規加入のスタート等級の保険料は、基本料金が高いので1等級変わるだけで1万円前後変わります。

軽トラックの保険の選び方

 

 

私が保険選びに参考にしたこと

 

任意保険に「入らない」の選択肢はないとして、できるだけ安い保険を探していました。
安い保険を探すにあたり、以下のような事をしました。

 

 

私はこんな保険内容で加入しましたよ！

 

 

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